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うつ病は障害?病気?

うつ病は、人生のうち数ヵ月~数年という長い期間、職業生活、家庭生活が著しく障害される病気であるため、福祉のサポートが絶対に必要な「障害」としての期間が確かにあります。
しかし、やはり、時期が来れば治るものなので、「病気」としての側面も強いのでしょう。
うつ病は心の風邪と呼ばれるほどありふれた病気で、一生のうち、うつ病にかかる確率は10%程度あります。
うつ病は早期に治療を受ければ比較的容易に回復できる病気ですが、未治療のままだと重症化してしまい、自殺のリスクのある深刻な疾患に変わってしまいます。うつ病の「障害」の側面への支援と同時に、治し得る脳の「病気」の側面により一層着目し、その原因解明という根本的な対策も、強く求められるようになってきているように思われます。
うつは、気分の浮き沈み自体は日常的な事なので、気分障害 はその程度が強くなっただけで放っておけば治るように見えるかもしれませんが、気分障害は治療をしないと、どんどん悪くなってしまう病気なのです。
しかしながら、根本的な原因解明が後手に回りがちになっているというのが、現在の状況になっています。
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うつ病とうつ状態の違いは?

うつ病はうつ状態が症状の中心になっている病気、疾患を表します。うつ病に関することを知る中で、まず、うつ病とうつ状態の違いはどういったものでしょうか。
うつ状態とは、抑うつ気分、落ち込み、意欲減退、思考力低下、集中力低下、食欲不振または過食、不眠、ものごとの興味関心がなくなるといった状態をいいます。
健康な人が、嫌なことがあって一時的に落ち込んでもうつ状態といいます。本物のうつ病の人が表す状態もうつ状態と呼びます。また、統合失調症や不安障害の人が気分が落ち込んでいても、うつ状態と表現します。
うつ病では、これらの症状が2週間以上続き、日内変動(朝気分が悪く、夕方になると比較的良い)があること、抗うつ剤が効きやすいのが特徴的です。
今までに経験したことのないようなひどい落ち込みが続きます。うつ病の人は、とにかく心身ともに安静にし、服薬をしながら回復するまでは極力何もしないことが、一般的な治療法です。
うつ状態は健康な人が一時的に落ち込む状態から、重症のうつ病の人が表す状態まで、軽重にかかわらず、病気か病気でないかにかかわらず、すべての気分が落ち込んだ状態を表す言葉なのです。

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